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100年人生を迎える時代、30代サラリーマン管理職が会社に依存しないための日々のスモールアクション、ビジネス情報をお伝えします。

面接で何見てるの?


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採用面接のお話。

 

去年から新卒の採用面接を仰せつかっている。一次面接というハードル低めのやつだ。

 

面接と言えども幅広く人材を集めたいらしい当社の一次面接は、面接しつつも学生に当社を魅力的に見せて入社意欲も高めてもらうというミッションがあって、つまり僕は適任というわけだ、こんな素敵な社員他にいないからね。

 

僕が意識してることは面接の最初に必ず話す前置きトーク。だいたいこんなかんじ。

 

面接と言えどものこちらが一方的に品定めするのではなく、あなたにも我々のことを知ってもらいたい。

いざ入ったら思ってたのと違う、となるのが一番もったいないからね。

そうならないために、お互いのミスマッチを減らすための有意義な時間に一緒にしていきましょう。

 

先に言ったら説明、後で言ったら言い訳

これを言うことでリラックスしてもらって、少しでも有益な情報を持って帰って貰えればという思いで話をしている。

 

そんなわけで30分の面接時間の半分くらいは学生に質問してもらってるんだけど今日、面接官はどんな所をみてるんですか??

と聞かれた。中々大胆な性格の子だ、それだけで好印象。

 

そして自問する、僕はこの子の何を見てるんだろう。

正直志望動機とかやりたい仕事が何なのかは話のきっかけ作りのために聞くが判断ポイントにはならない。

そう考えると

・本音を話してくれているか

・自分なりの考えを話そうとしているか

・会話のテンポ

・笑うか

この4点を見ていることに気づいた。多分、この子と一緒に仕事したら楽しいかどうかって所を考えているんだろうなと思う。

 

その基準が正しいかどうかはさておき、学生からの質問により面接時に何を見るかがはっきりすることができた、その子に感謝。

 

良い質問はいい気づきを得る、コーチングの醍醐味である。

 

うちの会社に限った話かもしれないが案外面接なんて適当なものかもしれない。だから学生もリラックスして面接に挑んでくれると嬉しいな。