学びの実践
少し前、会社の元部下と仕事帰りに少し飲みに行った。コロナ対策でほんの少し。
その元部下とは4年ほどタッグを組んで難解な問題にも二人三脚で乗り越えた間柄で、正直もはや僕が教えることなんてなく、逆に学びを得ることも多い元部署のエースに自然と育った優秀な子である。
自粛もあってゆうに半年は深いコミュニケーションをとってなかったかな、僕の異動の送別会もなかったし。
仕事にプライベートに他の人ならまず興味を示さないような話ばかりをただ楽しんだ。
もちろんその子とは何度も飲んだことがあって、時には僕のわがままで遅くまで付き合わせたとこもある。
飲み終わっての帰り道。
今までは一度も言わなかったような事を彼に伝えた。
〇〇(彼の名前)と久しぶりに飲めてすごい嬉しかったよ、ありがとう、と。
付き合ってくれてありがと的なことはよくいってたが(遅くまで突き合わせたときとか)、嬉しかったといった感情を伝えることは1度もなかった。
きっとこの半年の間で学んだことを半自然的にと行ったのだ。なんだろう、考えてみた。
たぶんコイツラだ。
・自分の感じたことは素直に言う
・I(アイ)メッセージ
・名前を呼ぶ
コミュニケーションは相手に信頼してもらうための手段の1つ。
そのためには相手を信頼して、信頼してることを言葉と行動で相手に受け取ってもらうところからスタートする。
良いじゃないか、少しずつ着実に実行できている。
このことをもう少し早く、具体的には学生時代から知ってて実践できてたら多少はモテのあるパステルライフを送ってたのかもしれない。
けど身近な人と信頼関係を深めるために使えてる今も悪くないよね、と自己肯定しながら帰る秋が少しずつ顔を出し始めた月曜日でした。