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100年人生を迎える時代、30代サラリーマン管理職が会社に依存しないための日々のスモールアクション、ビジネス情報をお伝えします。

ロジカルシンキングって…

 
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元ハウスメーカー営業出身の後輩、部下がいて、当時はトップ営業マンだったようでたしかに人当たりが良く笑顔が 素敵、すぐに友達になれるタイプだ。
気配りも上手で挨拶もきちんとしている。


なるほどこの人間力でトップ営業マンの地位を築いてきたのかと納 得。
おれもころっと買います、とか言っちゃいそう。


一方で本人も自覚あり僕も思ったのだが、
ロジカルシンキングというか筋道たてて相手に説明するのは慣れて ない様子。


思うにその場で決断を頂くBtoCの営業と
提案の後稟議という規定、 ステップが待っているBtoBの差だろうなと、
どっちが偉いとかすごいというわけではなく。
(僕はBtoCの営業で実績を出すほうがよほどすごいと思う)


そんな彼からロジカルシンキングを教えて欲しいとオーダーを頂く 。
この果てのない課題の相談相手に僕を選んでくれたことがとてもう れしいと思った反面、
さて何を説明すればいいのかと悩む。


フレームワークを使った分析やら区分けをいきなり教えてもちょっ と数歩先の話だし…


そこでひねり出したロジカルシンキングの1stステップ。


〇〇だから××
××なのは〇〇だから
で物事考えるといいよ。


である。
難しい言葉にしたら因果関係ってやつ?

 

でもこれがほんとに大切。
診断士の2次試験でもこの切り口で何度文章を書いたことか。
これができた後にAWOT分析とかマトリクスとかがあるわけで。


何ならある程度のビジネスシーンはこれがあればクリアできる。


教えた彼も早速使います、と言ってくれた。
良いリアクションが嬉しい、 ここでも彼の素敵な人間性が見られた。


というか、


何千万もする家を売る人間的魅力にロジカルさを身に着けたら向かうところ敵なしなのでは…
ロジカルも使う人が嫌味っぽいヒトだったら理屈っぽいなぁ、で終わっちゃうしね。


人間性という中身があってこそのロジカルスキルなのだよ、と独り言をつぶやくお腹がすいた火曜日でした。