差別化集中戦略
褒められた事ではないし、
むしろ気持ち悪いほうの部類にどっぷり両足つかるような話んだけどすげーなって思ったので取り上げることにした。
先日とある会社のヒト数人とここ最近でもダントツにしょうもないことで話に花を咲かせた。
内容はずばり風俗について。
集まったメンバーの中に1人、とある駅の風俗事情にひどく精通している方がいて、
やれあの店の〇〇ちゃんがどうだとか、あの店のサービス内容がうんたらとか、あそこの衣装がやべーとか、僕の想像の斜め上からの情報を聞いてもないのにたくさん教えてくれた。
教えてくれたというよりも演説していたのほうが正しいかもしれない。
最終的にはニーズに応じてアテンドしまっせ! と力強く話を締め、
その眼光は薄っぺらい紙なら突き抜けるくらい鋭かった。
みんなで爆笑しつつ若干引きながら話を聞いていたんだけど、
(個人的には、俺クラスになったらソープでシャンプーしてもらうのはデフォルトっすね、というよくわからない自慢が最高につぼった)
まぁそれでもここまでとある分野について熱く、細かく、深く情報を発信できること自体はすごいんではないか? と我ながらよくわからないところに感心してしまった。
熱くなれるものを持ってますか? 健全な青年たちよ。
この人の場合ただの風俗好きじゃなくて、ある特定の駅の風俗好き、というところが強かった。
特定の駅に絞っているからこそ、その駅特有の細かく深い情報を蓄積できていて、
だからこそ話が具体的で自分事で面白かったの。
(まぁ風俗なんだから自分事は当たり前か…)
ビジネス風にいうと資源を集中させているということ。
周りよりも頭一つでるためには、自分の強みを使い攻める部分を特定する、差別化集中戦略が求められる。
それの集中戦略部分を彼は無意識のうちにやってのけたのだろう。
でも僕の地元の風俗店の名前をあげたら知っていたので、ただのド変態なのかもしれない。
ということで風俗の話すらビジネストークにすり替えられた自分にちょっぴり関心しつつ今日は締めたいと思います。
ではまた!