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100年人生を迎える時代、30代サラリーマン管理職が会社に依存しないための日々のスモールアクション、ビジネス情報をお伝えします。

モノやサービスの価値について


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価値についての話。

 

週末に診断し仲間とやっている勉強会でモノやサービスの価値についての話になった。

 

ここ一ヶ月、これから企業しようと考えている方々に我々がコーチングして頭の整理を一緒にしているのだが、〇〇をやりたい、ということに対してどんな価値提供ができるかを考えることになったのがきっかけ。

 

売るもの、サービスの価値をどのように定義するか。定義の仕方によっては類似商品も競合じゃなくなり、異業種がコラボ先になることがある。

 

例えばマック。

ハンバーガーショップって定義したらモスバーガーやファーストキッチンがライバルだし、ファストフードって更に抽象化したら牛丼や立ち食いそば屋もライバルになる。

家族の憩いの場にしたらファミレスだしね。子供を笑顔にする、なんてしたら公園なんかもはいるかもしれない。

 

オーダーメイドのスーツ屋さんがあったとして、そのお店が単なるスーツを売る店だったらアオキや青山と競合になりまず勝てない。

 

しかし、オーダーメイドで体にフィットしたスーツを着ることでパリッとした見た目を手に入れ自信を持って商談に臨めるようになる、つまり自分に自信を持たせることを価値に置いていたら、きっとスーツ量販店は競合にならないよね。

もしかしたらライザップとかスポーツジムが競合になるかもしれない。

そしてその場合、オーダーメイドのスーツ屋とライザップは互いにタッグを組むことができる。

ライザップでシェイプアップした体に合うスーツで社内でオンリーワンを目指そう! といったコラボが可能なのだ。

 

価値の定義の仕方だけでこんなに世界が変わる。

 

僕のコーチング先の方は事業の一環でヨガ教室をやりたいという。そのヨガ教室がどのような価値を提供できるのか。

それを一緒に考えつつ、なぜヨガ教室なのかも合わせて追求していきたい。