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100年人生を迎える時代、30代サラリーマン管理職が会社に依存しないための日々のスモールアクション、ビジネス情報をお伝えします。

ペラ42_世界一やさしいやりたいことの見つけ方

今回のぺら1はこちら

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やりたいことがみつかりません、やりたいことがないからとりあえず今の会社に居続ける。

そんな事を一瞬でも思ったことがある、おそらく世の中の大半のヒトがあたるだろう。

僕自身も一度転職を考えた事があるんだけど、今の会社で出来ない事ってなんだろう、なにがしたいのだろう? と迷走して落ち着いた経験がある。(そのときは異動という手段をとった)

 

自分が何をしたいのか、どんな仕事が向いているのか。それが分かったらどんなに心強いか。そう思い手に取ってみた。同じ境遇にいる方のほんの少しでも参考になれば。

 

ではどうぞ。

 

 

◆やりたいことがわからない理由

それは言葉の意味を知らないから。言葉を定義せずに曖昧な言葉のまま始めようとするから。
つまり自己理解、自分は何をしたいのかを組み立てられていない。
論理立てて自己理解を深める方法を紹介(直感に頼らない)
 

◆自己理解メゾット3本柱

①好きなこと
②得意なこと
③大事なこと
この3つを深めていく。
 
・公式1:好きなこと✕得意なこと
・公式2:好きなこと✕得意なこと✕大事なこと
 

◆公式1(好きなこと✕得意なこと)について

好きなこと イコール やりたいことではない
やりたいこと イコール 好きなことを得意なやり方でやること
 
好きなこと→自分の情熱がある分野(趣味とか)、興味があってもっと知りたいと感じるもの。
 
得意なこと→やっていて心地良いこと、普段から自然とやっている、他の人になんでこれができないの?と思う。生まれつき持ってるもの。
スキルや知識は身につけるもの。スキルや知識に縛られない得意なこと。
 
好きなことと得意なことが重なる部分を探す。
 
何になりたい? ではなく何してるときが楽しいかを考える。
なりたいものを考えると現実が限定される。
お笑い芸人、じゃなくて人を笑わせたい。
人を笑わせるには、と考えると視野が広がる、手段が増える。
 
ポイントは好きなことではなく得意なことから考える。
好きなことだと制約(現実味がない)の壁がさきにくる。
 
得意なことが明確になったらいくらでも仕事になる。好きなことを何でも結びつければいい。
 
⇒自分の場合得意なことはわかりやすく説明すること、例え話とか。
 

◆公式2(好きなこと✕得意なこと✕大事なこと)について

公式1に大事なこと、価値観、なっていたい状態を足す。
公式1が行動、それい想いを足していく
 
大事なことは2つある
内側(自分に対して) 例)夢中にいきたい
外側(他人、社会に対して) 例)夢中に生きる人を増やしたい
 
何を(好きなこと)どうやって(得意なこと)なんで(目的)
 
好きだけでは客は来ない。なんでが大切。そこに共感が生まれてヒトは集まる。
例)誰でもウェルカムな飲食店には誰も来ない。
タバコ吸うサラリーマンと子連れファミリー、みたいなかんじになる
 
なんで
子育てファミリーが安心してご飯を食べてもらいたい
が必要
 

◆価値観、大事なことの見つけ方

5つの質問で自分を深掘りする。
1.尊敬する人のどこを尊敬しているか? やってることでははなく価値観を。
2、幼いときにあった超列な経験は? 理由と
3、今の社会に足りないものは?
4、自分が何を大切にしてそうか周りに聞いてみる。具体例も
5、子供や他人に育てたり助言するときに一番伝えたい事、伝えたくないこと
 
これを繰り返すと自分が大切にしていることが少しずつ見えてくる。
それが自分の価値観。あとはそれを言語化する。
 

◆マイコメント

よく就職活動とか転職で何やりたいのか、を考えると物理的な定義で終わることがある。不動産業界とかITやりたいとか。もしくは営業したいとか人事やりたいとか。それも大切だけどそこに公式2でいう価値観に目を向けることが日本人は少ない。

 

価値観を言語化出来るとい理由。

例えば営業したいの価値観が、世の中のヒトによりよい商品を広めて生活を豊かにしてもらいたい、だとすると履歴書にも営業してましたに加えて、営業を通して人々の生活を豊かにしたい、と書くことが出来る。どちらが共感を得やすいか。

 

自分が何を大切にしているか、まずはそこを考えてみるのが良いのかもしれない。