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100年人生を迎える時代、30代サラリーマン管理職が会社に依存しないための日々のスモールアクション、ビジネス情報をお伝えします。

物の価値の決め方


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物の価値は物理的な機能だけでは決まらないという話。

 

先日メルカリを使いクロスバイクを売却した。マウンテンバイクを手に入れる軍資金を用意するためだ。

 

すぐに買い手がついて昨日引き渡した。相手は大学生でスポーツタイプの自転車は初めてとのこと。せっかくなので購入理由を聞いてみた。

 

コロナの自粛ムードで心身ともにかなり沈んでしまった。このままだとまずいことになる、なんとか外に出たい。でも遊びに行けないしウォーキングにも限界がある。

そこで知り得た情報がクロスバイクの爽快性とのことだった。

 

つまり彼はクロスバイクを単なる移動手段と定義したのではないく、心身ともにリフレッシュし前向きになるためのアイテムと捉えたのだ。

 

これが物の価値の決め方である。

自転車を移動手段のみと考えている人はリフレッシュしたいというニーズに自転車を提供できない。

 

ドリルを買いに来た人のニーズは穴をあける事。ここにきづければドリルよりも安価なモノを提供できるかもしれない。

 

モノやサービスを求める人の本当の目的、ニーズを考える。そうすると選択肢も手段も増える可能性がある。

本当の目的やニーズを掘り当てることは簡単ではないけど、少なくともそこに意識を向けられるヒトになりたいね。

 

以上、クロスバイクを買ってくれた方が自転車を通して

気持ちを前進させてくれたら嬉しいなと思い耽ながら帰る金曜日でした。