好きが仕事になるかもしれない
世の中には趣味を極めて仕事にしているようなヒトがいる。
マツコの知らない世界に出てくるような毎日ミカン食べているみかん大好き人間、みたいなのが良い例だ。
そんなとがったヒトは稀なんだろうなと想っていたが、最近本を読んでいると今の時代趣味や好きが仕事になる、お金にしやすいという説明を良く目にする。
詳しい事は省くが、人々の生活や思考の多様化とSNSの活性化が進み、とある分野(ニッチでOK)に詳しい場合、それを発信して興味あるヒトいリーチすればウタラカンタラ…
ということで今日は好きが仕事になる可能性の体験談。
僕は趣味でロードバイクに乗っている。かれこれ2年。
ロードバイクは時に1日100キロもの距離を乗ったり、気をつければ雨が降ってても走ることが出来る(やだけどね)。
毎週だったり長い距離を乗るためには体力の他に自転車のメンテナンスが必要不可欠で、メンテナンスをすることでより快適に、体力のロスを最小限に走ることが出来る。
なので最低限のメンテナンスは自分で出来るようにしておきたい。
そのメンテナンスの1つにチェーンの洗浄&グリスアップがある。
チェーンには油が刺さっているので長時間載っていると油い埃が付着し真っ黒になる。
色が変わるだけなら良いんだけど実際は潤滑性が損なわれて摩擦が生まれる。
結果推進力が低下してスピードが出しづらくなり,体力の消耗も増えるしカリカリという異音もなり出す。良いことなし。
なので定期的に汚れを落として新しい油を射してあげる。
そして僕はいつの間にかこのチェーン洗浄の作業自体が好きになっただけど、これってロードバイクに限った話では無く、自転車全般に必要なメンテナンス。
だがしかしきっとママチャリに乗っている人の大半、90%はチェーン洗浄なんてしたことないんじゃないかな。僕の妻の電動自転車もそうだった。
ということで僕が妻の電動自転車のチェーン洗浄をしたのだが、こぐのが軽くなったと大好評。久しぶりに感謝の言葉を頂いた。
これが好きが仕事になるかもと想った体験。
そんなん町の自転車屋あるやん、プロにかなうわけないやん、って想った方、たしかにその通り知識やスキルがプロの自転車屋さんにかなうわけが無い。
一方考えてみて頂きたいのだが、なんかチャリの調子悪いな、プロに見てもらお、と自分だったら気軽にお店に行けるだろうか?
実際はハードル高いよね。
いくらかかるの? なんかお説教みたいなのあるんじゃないの? 変なモノ勧められない? そもそもお店に入るのに緊張する、とかいろいろ心理的負担が働く。
そんなとき気軽に相談出来る先があったらまずそいつに聞くじゃん。
んでみてもらってメンテナンスも自分でやるの手間だから結果そのままお願いしちゃおうって流れになるじゃん。
そしたらその人が周りの人紹介してくれるかもしれないじゃん。
ほら、仕事になる可能性あるでしょ。
自分は好きなことやっているから頼まれても苦じゃないからWin-Win。
以上、令和の時代、ちゃんと「好き」を持っておくと良いことあるかもよ、というお話でした。
趣味がある人はしっかり趣味をやりましょう。