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100年人生を迎える時代、30代サラリーマン管理職が会社に依存しないための日々のスモールアクション、ビジネス情報をお伝えします。

反対意見に対して

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本日当社の商品(サービス)をとある新規取引先企業にプレゼンする機会があった。
3社入札の各社アピールタイムである。
 
僕は管理者として横にちょこんと座っているだけで、
メインは若手がプレゼンターとして活躍した。
 
非常に落ち着き相手の理解速度に合わせた発表スピードで、
若手あるあるの「まぁ」とか「えっと」が接続詞的に無意識に出ちゃうようなこともなく、
非常に上手なプレゼンだった。
 
お陰で僕は相手の反応に集中することができ、
おかげで1点、更にこれが出来たらもっと印象良くなるな、というところを見つけられた。
 
それはプレゼン後の質問タイムで、
相手からいただく質問が反対意見、この案だと難しいと思うのだけれどどうなの?
といった内容だったときに
それはですね、〇〇で~~なので問題ありません。
と理論整然と返していたのだが、その習慣ちょっと相手の表情が固まったのだ。
おそらく先方は出した意見を否定されたと多少なりとも受け取ったのだろう。
 
意見が違うのだから仕方ないことなのだが、
その前に一言
 
〇〇さん、ご意見ありがとうございます。
確かにそのような視点、懸念もございますね。
 
と添えてから、
そして当社では〇〇で~~なので問題ないと考えています。
としたらと更に相手にこちらの意見が届きやすい印象を受けた。
 
相手の意見を尊重してから、こちらの意見を話す。
いわゆるペーシングとリーディングの手法である。
相手にペースを合わせることでより自分の意見を誘導しやすくなるってやつ。
 
確かに論破みたいなのって、受ける側は気持ちよくないよね。
なのでいくつかあった質問で、僕が返したものはこの手法を使ってみた。
 
プレゼンの手ごたえはまぁまぁ。結果が楽しみである。
 
そんなかんじでプレゼン後のランチで食べたオムカレーが絶品だった火曜日でした。