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100年人生を迎える時代、30代サラリーマン管理職が会社に依存しないための日々のスモールアクション、ビジネス情報をお伝えします。

感謝の気持ちの伝え方


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後輩と飲んだ話をしたが、

一人の後輩とは僕が異動する最後まである仕事を一緒にやっていた。

 

その部署では珍しい個人の方が相手のプロジェクトだった。

歳は70歳くらいのおじいちゃんおばあちゃんで、不動産の知識なんてほぼないような方。

(相手のほとんどが不動産を生業にする会社が相手)

 

そうするとコミュニケーションの取り方も全然変わってくる。

大きくは2つ

・専門用語ではなく相手にも届く汎用的な言葉で

・ロジカルトーキングよりも感情に寄り添った会話

 

不安でいっぺーちゃんのおじいちゃんおばあちゃんに安心してもらって、

一緒に歩いていこうね、というスタンスで相対する。

 

お話するのも当然先方のお家。

お邪魔するたびに美味しいお茶とお菓子を出してくれて。

なんか仕事の話ししてるのにいつもほっこりさせてもらってた。

 

残念ながら僕は途中離脱したんだけど、数ヶ月に及ぶプロジェクトは無事に完了。

 

後輩はおじいちゃんおばあちゃんの心をぐっとつかんだ。

だいぶ感謝してもらえたようで、なんと会社には内緒でということでおばあちゃんからお金を頂いたとのこと。

飲み会の席でこっそり教えてくれた。

 

頂けないと断ったけど、

どうしてももらってほしいとのことでありがたく受け取ったんだって。

 

なんかさ、話聞いててすごい嬉しくなった。

おじいちゃんおばあちゃん、めちゃくちゃ考えてくれたわけでしょ、感謝の気持ちをどう伝えればいいのか。

 

今どきの会社ってでお礼受け取れるのかしらとか、

若い子って何が喜ぶのかしらとか、

そもそも迷惑じゃないのかしらとか、

 

会社対会社のお礼がてらの会食とはわけが違う、

本当の感謝がそこには詰まっている。

(そもそもあれ経費だし)

 

仕事の基本は相手のお困りごとを解消すること

同じ汗水垂らすならより感謝してもらえるヒトにパワーを使いたい。

この感謝がまた僕らのパフォーマンスを向上させる。

 

大変と言われる個人を相手にする仕事。

そのやりがいを垣間見た瞬間でした。

 

それでは明日も前向き気分でいきましょう。