課題の分離の実践
先日後輩と仕事の話をしていた。
僕らは営業部として、企画し、プレゼンして、仕事をゲットすることがミッションなのだが、当然落選することも多々ある。
落選の理由は価格だったり中身だったり様々なんだけど、その後輩はこの最近黒星が続いており、落ち込んでいるという。
偉いのはもっとこうしておけばよかった、次はそこを意識します、といった感じで次に活かす意気込みを持っていること。向上心が高いのは後輩ながら見習いたいところである。
一方で真面目が故に選ばれなかったことを自分のせいだと思いすぎる節があった。
なので僕は課題の分離を題材に少しアドバイスをした。
精一杯やってあと選ぶかどうかは相手が決めること。
それはこちらの努力とは別の話、操作することはできないのだから気にしないこと。
もちろん相手の課題を聞き出し、それをどのように叶えるのか、どうしたら的確に伝わるのか、資料作りから実際の話し方など、出来る努力はたくさんあってそこを真摯にやることは大切。
できることはやって、それでだめなら自分の良し悪しではなく、ただ合わなかっただけだ。そこにまで責任持つ必要はない。
精一杯やったんでしょ? と聞いたら
しっかり、はい と答えてくれた。
ならそこに後悔はいらないよと付け加えた。
打ち合わせの終わり際、ポジティブに変換して頂きありがとうございました、というコメントを後輩から頂いた。
ポジティブ言語を使うことを常日頃意識している僕として、この感謝の言葉は非常に嬉しい言葉である。
得られた知識や技術が活躍する瞬間はいつだって気持ちいいものだ。
以上、激寒の水曜日からお伝えしました。