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100年人生を迎える時代、30代サラリーマン管理職が会社に依存しないための日々のスモールアクション、ビジネス情報をお伝えします。

I(アイ)メッセージを使う

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最近息子(5歳)の言葉使いが成長めざましい。
具体的に言えば生意気になってきているのだ、うるせぇとかちげーよとか。
男の子なら当然に通る成長曲線だから、そんな生意気さ加減もニコニコ見ているのだがひとつだけいやなことがある。

 

それは「お前」って呼ばれることだ。こればっかりは気分が良い物ではない。

ヒトには名前なり愛称があるなかで、それを無視して、かつ見下した言葉で相手を呼ぶのはやっぱり不自然。

まぁ息子本人は見下すとかそういう意味が「お前」にあるとは思ってないんだけど。

 

何度か「お前」って呼ぶな、呼ぶのは良くない、と伝えていたのだが中々改善されない。

どうしたものか。

 

そこで僕がとった手段がI(アイ)メッセージ

「お前」って呼ばれるの嫌いだな、こうひと言伝えてみた。

 

そうしたらどうだろう、やめなさい、呼ぶなと躾のように言ってたときよりも明らかに「お前」の回数が減ったのだ。

 

人間何かを命令されるのは好きじゃ無い。

だからやめろと言われるとやめたくなくなる。

でも相手を思いやる気持ちはきちんとある。

相手のために自発的に変わろう、この発想を5歳児が見いだしてくれたのだ。

 

同じ事でも伝え方を変えると受け取り方が変わる。

コミュニケーションは何を発したかでは無く何が届いたか。

 

I(アイ)メッセージの良いところは自分の想いとして伝えられること。

それが一番響く。

自分のこともしっかりと表に出せて相手にも届く。

一度で二度おいしい、チキンラーメンみたいな言葉、使わない手は無いよね。