データ分析のゴール
ビジネスマン向けの本を読んだのだが、
その本に中々核心的なコメントがあった。
データ分析とはデータを整理して自分なりの仮説、結論を立てること。
〇〇の傾向にあるようです、はただデータを整理したまでで分析ではない。
大事なのはだから何、so what を提示することだ。
たしかにーと深く納得しつつ思い当たることもたくさん。
そしてそれはデータ分析に限った話ではない。
例えば当社の強みは一気通貫の体制です、みたいな話がよくある。
たしかに強みかもしれない。
だが大切なの反応一気通貫体制だからなにが実現できるのか、なのだ。
一気通貫体制だから販売単価を下げられるのか。
一気通貫体制により他社よりも迅速に対応できてトラブルを未然に防ぐのか。
その仮設が意見なり答えになるのだ。
自分なりの結論を出す。
それが間違っててもOK、どうしたら正解に近づけるかの次にすすめる。
データを整理して分析した気になっているよりも数段進んでいる。
分析という言葉が一つ重たくなったいい読書体験だ。