おめでとうは自己重要感を高める魔法のコトバ
気持ちよくおめでとうを伝えよう、というお話です。
前の部署の後輩がいい仕事を受注した。僕が異動する前からせっせと種まきしてた案件で、それをゴールに運んでくれたのだ。
僕は過去を知ってるからということで社内やり取りのメールのCCには入っていたが異動して意思決定権は持ち合わせてなかったので時折後輩にアドバイスする程度の存在。
当然僕の後任のマネージャーもメールのCC入っていれば、そこそこでかい案件だったので前の部署の部長も入っていた。
んで後輩は仕事を受託した事をそのメールで報告してくれたんだが、誰もおめでとうという祝福と労いのメッセージを送ってなかったことに僕はひどく違和感を感じた。(ちなみに僕がメールチェックしたのが遅くてみんなの返信と報告メールを一緒に見る形になった)
僕の後任は、よかったよかった、とそれだけ。
部長は、いつから開始なんだと業務確認。
もちろんよかったし、開始時期も非常に大切なポイントであることは間違いないんだけど、その前に一言だけ。
よくやったね、おめでとう! 頑張ったね! と言ってあげれば後輩はすごく喜ぶと思うんだけどなって。
だから僕は後輩におめでとう、〇〇が頑張ったから受託できたんだよ、頑張ったね。
と送り、ありがとうございます! 的な返信を頂きながら後輩とメールのやり取りを数回ほどした。
また少し後輩との心理的距離が縮まった気がした。
ヒトは自己重要感を高めたい生き物であると言われている。それには
褒める、認める、労う
の3つを使いながらのコミュニケーションが効果的であって、今回のように仕事の成果を称えるときなんかその3つをまとめてすることができる。
言うなれば相手の自己重要感を高める絶好の機会なのだ。
気持ちよくおめでとうといってあげる。当たり前のことだけどそれができない人間がたくさんいる。
できる人間はきっとそれだけでその人にとって素敵な存在になれるはず。そんな人間になりたいと思いながら帰る気持ち温かい水曜日でした。