中小企業診断士✕読書✕コミュニケーション で一日のいいところをみつけるブログ

100年人生を迎える時代、30代サラリーマン管理職が会社に依存しないための日々のスモールアクション、ビジネス情報をお伝えします。

言葉の使い方


f:id:s-itoito:20200716123754j:image

 

来週後輩が顧客に対してプレゼンをする機会があり、その予行練習を行った。

 

話もスムーズでテンポもよくプレゼン自体はとても上手。社会人2年目とは思えないほど。

1点気になったのが何かと

○○ですが、

○○しますが、

と「が」を無意識に接続的に使う傾向があること。

が、には否定的要素が含まれている。

本人その気がなくても相手には前文を否定するように伝わるかもしれないことを改めて体感した。

 

否定すると後者のほうが重点的に頭に残る。

 

①〜〜 が(しかし) ーー

②〜〜 そして ーー

 

①の場合〜〜よりもーーのほうがフォーカスされ、

②の場合は〜〜とーーは同等に残る

と以前も書いたが、日本人は①を使いがち。例えば評価のフィードバックのときとかにね。

 

〜〜はよかったけどーーがもう1つ伸びないね、みたいな良い方、よくするじゃん? 

 

そうすると聞き手は良かったことを言われたにも関わらず良かったことにフォーカスできず、ダメ出しされたことにしか気が向かない、なんてことがそこらじゅうで起きているのだ。

 

だから僕は

話のスピードやテンポはとても聞きやすい、接続にがを使いがちで誤解を生みかねないから意識して直せたらグッドだね、とフィードバックしてみた。

 

そして否定的接続の効果もあわせてレクチャーした。

 

言葉の威力は大きい。

知ってて上手に使いこなせたら、もうコミュニケーション怖いものなし。

そうなりたいなと思い本日は所要で午後休な木曜日でした。