中小企業診断士✕読書✕コミュニケーション で一日のいいところをみつけるブログ

100年人生を迎える時代、30代サラリーマン管理職が会社に依存しないための日々のスモールアクション、ビジネス情報をお伝えします。

見え方よりも見せ方

 
f:id:s-itoito:20201020185052j:image

プレゼン上手な方にどのように意識して資料を作っているかを聞い た事がある。
資料が見やすくわかりやすい、 順番もストーリーだっているし流れに違和感もない。
お話と資料が完全にリンクしているプレゼン。


その方曰く、
パワポの資料(色とか文字の大きさ、図の量) のデザイン自体にはあまり意識を置いてない。 ごちゃごちゃしないように情報量は少なめにしてるけど、 見やすければそれでOKくらい。


大事なのは
①パワポを見てもらうための準備、前置きトークと
②ストーリー、つまりスライドの順番

③そしてスライドのつなぎトーク
とのこと。


①前置きを丁寧にすることでプレゼン参加者を聞く姿勢、 プレゼン内容に興味がある状態にする。


②最も理解が深まるように話す順番を整理、工夫する。 へんな違和感を与えない。


③そして無作為にスライドをめくっていくのではなく、 更新する時も必要な情報は意識して伝える。


以上の配慮により参加者を開始(その前) から終わりまでストレスと違和感を与えずに導くことができるとい う。


一言でいうと「どう見えるか」よりも「どう見せるか」。
「見え方」も大事だけど「見せ方」 を良くする方がより高い効果を期待できるそうだ。


その方は、 とある時期に誰しもが非常に興味がわきにくい題材でセミナーに登壇しないといけない機会が非常に多くあり、 セミナー参加者も付き合いレベルで参加してくるような非常にアウ ェーな会場で試行錯誤を繰り返し実践して得た方法、ノウハウとのこと。


見せ方をどうするか、営業マンにとっても永遠の課題である。


資料の体裁ばかりに拘らず、 しっかりと相手を導けるコミュニケーション、 お話が出来る人間になりたい。 そう切実に思った少し気温が回復した火曜日でした。