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100年人生を迎える時代、30代サラリーマン管理職が会社に依存しないための日々のスモールアクション、ビジネス情報をお伝えします。

ウェブセミナーについて思うこと

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この4,5月で4回ほど社内でセミナー講師を担当した。

うち2回は財務諸表の見方&財務分析について。僕が去年会社で企画から開催まで1人で作り上げたものであり、その話をどこかで聞きつけた他部署なり他グループ会社から開催のご依頼を頂いた。

 

セミナースタイルは当然ウェブ形式になるのだが、そこで講師として思った事、改善策等を3つほど伝えたいと思う。ちまたではウェブ形式の研修、授業の進め方についての研修が人気らしい。きっとヒトを集めての授業よりもウェブ形式が今後のスタンダードになるのだろう、特に受講生が社会人の場合には。

 

1.ディスプレイは2つ

パワポ等で受講生に写す資料用のディスプレイと、受講生の顔を見るためのZOOMやMEETS等のアプリ用のディスプレイで2つを用意するべし。

PCだけだとパワポを写すことで終わる、もしくは画面を2個似分けるなりしてかなり小さい映像になる。それでは受講生側の顔色がわからない。ついてきているか困っているか。それを掴まずに好きに進めるセミナーははっきりいって自分勝手だ。

 

2.強い心を持って

正直教室形式のセミナー、授業よりその場の空気感を掴むのが難しい。受講生に刺さっているのかそれとも...なのか。ここで今日はイマイチかも、と不安になるとそのあとずるずるいく、意外と受ける側は好印象のときもあるのだ、しっかりと最後まで自信を持ってやりきる、という強い意志を持ってやりきる事が大切だ。

 

3.受ける側はビデオオン必須

4回開催したうち1個がほとんどの受講生がビデオをオフにした。やってみたわかったがこれはだめだ。だめな点は2つ

1つは受講生の顔色がわからないこと。説明したことが届いているのか置いてけぼりになっているのか。2.で話したことと矛盾するかもしれないがそれでも空気感が掴みづらいのと分からないのでは雲泥の差である。ビデオオフにされるとまったく空気感がわからない。

 

2つは講師側のモチベーションが非常に下がる点。例えるなら壁に1人で話し続けているようなものである。

はっきり言う、受ける側がビデオオフにするのは失礼、マナー違反だ。

極端なこと言えば会社が出とけというから出たけど興味ないからビデオオフにして参加した体にして他の事やることもできるのだ。

真剣にそのセミナーを身にする気があるなら少なくともビデオはオンにするべき。

当社の言い分は在宅勤務が進む中、家庭にWi-Fiが整ってないひとがいるかもしれないので、通信データを考慮しビデオオフでもOK、みたいなことをいっているらしいが、正直このご時世家庭にWi-Fiを引いてないやつはもうその時点でアウトだと思う。というかいないはずだ。

リアルな教室スタイルのセミナーで例えるなら仮面をかぶりながら参加しているようなもの。是非ビデオはONで参加をお願いしたい。

 

以上が4回ほどウェブセミナーを実践した思った事である。

実施される方は参考にしてみていただきたい。