なんでもやります or これができます
以前書いた社内での財務諸表に関する研修について、
またまたグループの他会社から講師依頼の話が来た。
なんでも「僕の説明が良い・わかりやすい」と評判のようだ。
ネット会議ツールの普及により立地のハードルが格段に下がったことも要因なのだろうが、それでも僕に声がかかる、というのはうれしい限り。
もちろん研修内容自体にニーズがあることは間違いないし、
僕もグループ広報誌で財務諸表研修はいつでも開催するので声かけてねと宣伝していることある。
時に、この社内報で「なんでもやるので相談してください」と宣伝していたら今回の依頼は来ただろうか?
答えはおそらくNOだ。
「財務諸表に関する研修講師をやるからので声かけてください」と広報した結果声がかかったのである。
当たり前のことのようで実態は意外と違うケースが多い。
例えば取引先に対して、「何かあったらとりあえず相談してください」と言いながら打ち合わせを終えるケースに身に覚えはないだろうか。
腰痛がひどかったら接骨院なり整形外科にいくだろう。
いきなりでかい総合病院にいくとうことはあまりないない。
飲食店だって同じだ。
・餃子がおいしい
・日本酒の種類が豊富
・個室の雰囲気がめっちゃいい
と紹介されるほうが
・なんかいいよ
より行きたくなるはずだ。
(紹介する人を絶大的に信じていたら別だけど)
もちろん何かあったら相談してもらって、それを解決する事ができればこれほどいい事はない。
けれどよほどの関係性が出来上がってないとそのような相談はまずこない。
餅は餅屋である。
自分が何ができる人間なのか、何者なのかを伝え認識されることが営業の一つの手段となることを実感しつつ、
前回課題だった「効率性」のうまい説明方法を練っておこうと思う。