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100年人生を迎える時代、30代サラリーマン管理職が会社に依存しないための日々のスモールアクション、ビジネス情報をお伝えします。

ラーニングピラミッド

きみのドールチェアーンドガッパナーのその香水のせいだよー

がテレビで聞いて耳から離れなくなった。

これが良いリリックというやつか。

 

先週は2回、研修講師として話す機会があった。どちらもウェブミーティング。

1つは昨年度自ら企画・提案した財務諸表の理解、財務分析練習セミナーである。

段々と定着してきてくれたか。

 

当社も例に漏れず4,5月は新人や中途、異動者向けにそこそこの数の研修がある。そのほとんどがほとんどが講師が一方的に話しして説明するスタイルで終始する。

無理もない、講師は普段通常業務をしているプレイヤーなり総務部の人材で、研修に特化した人材を社でかかえていないからだ。なので効果的な研修構築や講師としての振るまい振舞を知っている人がまぁいない。

では外部講師に頼めば、という発想もあるが会社の中で仕事をするための内容がほとんどで外注することも出来ない。

 

ラーニングピラミッド(下記)を見てみると、話を聞いているだけの講義では5%しか知識が定着しないという。

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ラーニングピラミッド

引用キャリア教育ラボ

 

なので淡々と話をする研修の結果は、聞いている方のやる気に委ねられることになる。研修だからそれでもいいじゃないかという意見もあるだろうが、どうせ同じ時間を使うなら講師側も工夫してあげても罰は当たらないだろう。

 

ということで僕が開いた研修では

●人に教える 

●実際に体験する

というワークを組み込んだ。

ウェブミーティングでみんなの空気感を感じとるのが難しかったが、

逆に全員の顔色を平等に見られるとい利点もウェブミーティングにあることをしった。

 

講師として話をする、ということを人前で話をするという一環の成長機会と捉えているためにあれこれと工夫し実践する。

 

研修講師といって偉そうにふんぞり返っていてはだめだ。

講師として腕を見せて、この人すごいな、このひとに興味あるなといつか社内の後輩・若手に自分をアピールする良い機会でもある。

 

考え方次第では講師にとっても大いに有意義な時間になるのだ。