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100年人生を迎える時代、30代サラリーマン管理職が会社に依存しないための日々のスモールアクション、ビジネス情報をお伝えします。

研修を受ける意味、効果

今日は研修講師として話す機会があった。といってもグループの別会社の新人で、僕がいる会社とは採用も違うので軽く外の会社でもある。

 

研修をするに至った経緯だが、悲しいかなコロナの影響である。

その会社は不動産の仲介会社であり中々連れ回してのOJTが難しく、結果座学をしてなんとか時間を使う必要がある、という事情だ。

ちなみに僕の会社は不動産の運営会社、仲介会社とは取引先にもなる。

 

研修内容は僕が在籍する会社のメインどころの仕事内容について。

本来であれば聞く必要のなかった研修である。もっと極端なはなし、聞かなくてもなんとでもなる研修だ。

 

だから僕が今回1番考えたのは研修を聞くことの効果、意味をしっかりと冒頭に伝えて彼らに聞く価値のある研修なのだと意識付をすること。

 

そのためにはじめにこのようなコメントをした。

 

皆さんはこれから取引先、相手の事を学びます。

取引先の事を学ぶ、知るということは相手を理解するということ。

相手を理解できるとそれだけ信頼を得やすくなります。

なぜなら相手が望むこと、困ってること、目指してることがわかるようになるからです。

 

 

つまり関係ないようでめちゃくちゃ自分たちの本業に関わってくる内容です。

相手から信頼を勝ち取るために、楽しんで聞いてください。

以上。

 

これを言わずに話し始めた場合、僕の言葉は何に活かすかもわからないただの情報になり、本当の意味で時間つぶしになっただろう。

 

 

なんにせよ目的意識を持つことが大切で、それは受講者が自覚できたら申し分ないが、与える側が目的意識を提供したほうが手っ取り早い、かもしれないというお話でした。