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100年人生を迎える時代、30代サラリーマン管理職が会社に依存しないための日々のスモールアクション、ビジネス情報をお伝えします。

上っ面kindness

ドラマにもなり、ビジネス書を紹介するユーチューバーにも取り上げられた水野敬也のLOVE論をよんだ。

 

端的に言うと女性にモテるために、一夜を共にするためにどんな心構えでどんな行動をとるべきか、を独自の持論で非常にロジカルにユーモラスに説明してる本だ。

 

僕自身子供二人いて今さらアバンチュールを求めるわけでもないのだが、各所でおもろいと評判で、Kindleでも無料だったので手に取ってみた。

 

結果、自己啓発の本でこれほど笑ったことはないというくらいに笑顔にさせてもらい、結果ハッピーになった。

 

欲に誠実でストレート、目的と手段がきれいに整理され、独自の馬鹿げた理論も成る程と納得してしまう。がなんにせよ一発やるための理論だから真面目に書けば書くほど面白くなる。

 

そんななか、モテるを広義にとらえヒトからすかれる、とした場合に実生活に応用できる理論があった。

 

その名も上っ面kindness理論。

 

上っ面の親切が女性には効く!という理論だ。簡単である。

 

レディファーストだったり、重たい荷物を持つ、扉を押さえる、大丈夫?とよく聞く、髪型やアクセサリーの変化に気づき声をかける、歩調をあわせる、店員を呼ぶ、重たいものを持つ、誉める、等々

 

という表面的な親切をちゃんとすることで好意をもってもらおう、内面を磨くよりもよっぽど簡単だろ?という理屈だ。

 

確かにしてもらって悪い気はしない。(やりすぎは周りの目からすると寒いってなる可能性はあるが)

 

 

要はよく気が利く人間を演じろってことだ。そしてそれはビジネスでも交遊関係でも必要なスキルである。

 

あいつ気が利くな、こう上司に思われたら多少仕事失敗しても可愛いやつ目め!となる。

 

これのなにがすごいかって、今からでも実行できることだ。

専門知識を養うのも、ロジカルシンキングを身に付けるのも、うまいトーク回しも、世の中の様々な能力、スキルは一朝一夕では身に付かない。

 

がしかし、表面的な親切はその気になればすぐに実行できるのだ。

 

とりあえずお礼を言う、仕事どう?と声をかける、大変だねと労ってあげる、飲み会でグラス空いてるヒトに声かける、少し大袈裟にうなずく、冗談には笑う、等々。

 

まずは気に入られる、つまり信頼関係のとっかかりをつくる。そして信頼関係の土台をつくっていく。

 

色々難しく考える前に目に見えて分かる行動をとることも大切だと学んだ。