プロのコンサルタントのセミナー
今日も資格の話から脱線してしまって申し訳。
会社の元上司兼中小企業診断士の先輩に、セミナーを開催するから見学に来るか?とお誘い頂きお邪魔させていただいた。
場所は房総半島の僻地。こんなところにも来て欲しいと声のかかる元上司兼中小企業診断士の先輩を改めて尊敬した。
この1両電車にのってどんぶらこ。
僕もセミナーで登壇したことはあるが、なんとか伝えたいことを話すのに精一杯な状態。
イメージは台詞で頭が一杯な小学生の学芸会みたいなかんじ。
一方先輩はさすがプロのコンサルタント。場の空気に合わせてトークのスピードを変化させ、大事なところでは声の強弱をはっきり、受講者の空気に合わせて間をとったり。
終わったあと先輩に
どうだった?と聞かれた。
僕は一番最初に浮かんだフレーズの「聞いてる側が元気になるセミナーでした」と答えた。
先輩はあきれ半分、真面目半分にありがとう、といってくれた。
多分もっと伝えたいことをがある一方、先輩が意識してたことでもあるのだろう。
言葉のチョイスから身ぶりやタイミングまで、すべてに意味がある、意味を持たしていると教えてくれた。
正直聞いているだけたと拾いきれないところが多かった。
それこそがノウハウというものだろう。
自分の何十歩も先にいる先輩の背中。
中小企業診断士をとって近づいたと思ったら、とったからこそさらに遠いと感じた房総半島の出来事。
でも診断士をとらなかったらそれすら感じず井戸の中の蛙で終わってたと考えると、やっぱり無駄じゃなかったんだなと思う。
人生いつまでも勉強だね。