伝えるじゃなくて伝わる
さおだけ屋はなぜ潰れないのか!
という会計学の本を読んでいる。
会計学の本は売れないらしい。
理由は簡単、難しいから。
初学でもわかるとか、数字が苦手でも大丈夫!!
的な触れ込みで数多の会計学の本が出版されているが、
どれも最低限の知識がある前提で書かれているものが多いようだ。
確かに会計や決算書に苦手意識を持っている方はたくさんいて、
難しいからと距離を置き気がついたら手遅れに。
というのが現実だよね。
僕だって強引に中小企業診断士勉強したから苦手意識なくなったわけで、
じゃなければみんなと変わらなかったはずだ。
そこに現れたのがこのさおだけ屋はなぜ潰れないのか。
興味そそる題名やん。もー心持ってかれてるやん。
本書の目的は会計学の理解ではない。
会計学を身近に感じてもらい苦手意識を払拭することに全振りしている。
初心者でもすぐわかる会計学。
を読む前の本当のファーストステップという唯一無二のポジショニングをとっているのだ。
つまり作者がわからないヒトの目線に限界まで合わせに来てくれたということ。
これが出来るヒトは強い。
何を伝えるか。ではなくどうすれば伝わるかが、考えられるヒトだから。
専門用語を自慢げにひけらかす先生とは真逆のスタンス。
まさか会計学の本読んでてコミュニケーションを学べるとは。
本ておもろいね。
ということで明日も前向き気分で行きましょう!