決めてから考える
ある友人が初めてトライアスロンの大会に挑戦するという。
泳いで乗って走る。考えただけで吐きそうだ。
そのような大会に申し込んだだけでも尊敬ものなのにもっとすごいのは現時点で25メートルしか泳げないのに参加決意を固めたという所。
9月頃が大会とのことで残り数ヶ月で泳ぎを覚えるというのだ。
その思い切りの良さ、踏切の潔さにただただ脱帽。
とある本を読んだ際、成功するにはある程度バカな方が良い、とあった。
バカはとりあえずやってみることが出来る、計画半ばで踏み出せる。
頭が良すぎると用意周到に計画してできない可能性を見つけちゃって、結果行動に移せないという。
つまり現状維持だ。
僕はその友達のことを馬鹿だとは決して思わない。
僕の中では勇気ある者、つまり勇者である。
とりあえずやりだしてからどうやってできるようになるか、クリアしていくかを考えてみる。
どうやら正しい順番とはこうらしい。
僕も来月人生初のロードバイク大会に参加する。
そのために最近は登坂練習を増やしている。
練習してみて登れそうだから参加しよう、じゃない。
参加決めたから練習しよう、だ。
だから太ももの尋常じゃない筋肉痛も心地よい。