資料チェックへの向き合い方
資料をチェックしてもらうときの心構えについてのお話。
仕事をしてると資料を上司や先輩に見てもらう機会は多い。説明資料なりプレゼン資料なり、はたまた分析結果とか。
そして中には見てもらうのが苦手だったり、見てもらうのに緊張する人がいる。恥ずかしいという気持ちもあるだろう。頑張って作ったんだから当たり前だ。
しかし時として指摘や修正点が多かったり厳しい言葉を受けると、自分はなんてだめなんだと落ち込んでしまうこともある。無理もないことなんだけど、そんなときになるべくダメージを受けずに、かつ前向きに指摘をアドバイスとして受け入れる方法がある。
それは「資料と自分を切り離す」というテクニック。
資料は資料、自分は自分と資料から少し距離をおいて客観的になるのだ。
これはどういうことかというと、資料をチェックしてもらうことの目的を考えれば見えてくる。
資料とは何か、相手に何かしらの意思決定をしてもらうための材料である。では資料をチェックしてもらうのは、資料をより良くして相手にとって伝わりやすく、次のアクションの意思決定をスムーズに執り行ってもらうための作業である。
このように考えれば少しきつい上司の指摘も相手により響かせるためのアドバイスとなり、上司自体は共同作業的に資料を作り上げるパートナーと見立てる事ができる。
資料の指摘は資料自体の指摘であって、作った人本人の指摘ではない。ちなみに褒めは作った人本人に対してである。
この都合の良さ、図々しさを持ち合わせるのだ。
こんな感じで資料を良くして提出相手に響かせ、こちらの望む意思決定に導く。そう思うと資料チェックも悪くないものになる。
資料チェックが苦手な人は是非このマインドでチャレンジしてみてもらいたい。
きっと心の負担が非常に軽くなることであろう。
以上、苦手な資料チェックを前向きに捉えて前に進む方法でした。今日から2月、引き続き頑張っていきましょう。