相手の立場に立った説明
相手目線で考えるというお話。
今日顧客に提案資料をだす締切日だった。頑張って資料を作るのは可愛い後輩、このご時世なはのでプレゼンは後日ということ。
提案資料を作るにあたり抑えるポイントはいくつかある、見やすさだったり何を伝えたいかだったり。
中でも大切なのが相手の立場に立った説明になっているか。
それがなかなかに出来てないケースが多い。
典型的なのがこの提案は以下の条件をクリアした場合に限る、みたいなので一番わかり易いのが有効期限、この見積もりの有効期限は1ヶ月です、のやつ。
これを受け取ったひとはどう思うか、急かされてるしなんか無理やり決めないとって感じだろう。
では、例えばこのような説明はどうだろう。
1ヶ月以内に決めてくれたらこっちも手配が楽になるから特別に5%割引きます。
早めの決断がお互いの利益になるなら決めちゃおうかな、となるかもしれない。少なくとも前者よりは肯定的に捉えてくれるはずだ。
これが相手の立場に立つである。
期限内に意思決定して頂くことが、あなたにも僕にもメリットがあるのでどうかお願いします。あなたのためにもなるの? じゃやってあげようかな、のながれである。
極端な話実際に5%引く必要はない、元の値段を5%あげとけばいいだけ。
この手間を一つ加えるだけで印象はだいぶ変わる。
私はあなたのことを考えてますよ、を間接的に伝えるのだ。
そんな些細や気配りの積み重ねが仕事のできるできないの大きな差になる。
周りのヒトが無意識にしてることを意識して変えてみる。能動的とはこれである。
毎日を意味ある一日に変える1つの方法です。