読書を途中でやめる勇気
読書年間70冊! を目標としてるとつき読み切ることが命題になってしまうときがある。なんとしても読破冊数を増やさねば、と。
しかしながら一冊読むにはまぁまぁの時間がかかることも事実。出来れば意味あるもの、ためになるものだけを読みたいと誰もが思う。お金もかかるしね。
そのために口コミやらランキングなるものをなめるように見てハズレを引かないように注意する。時にはその時間あれば本読めるんじゃね? くらい購買判断に精を出すことも…
けれど、どんなに頑張ってもどうも合わないなってものに出会ってしまうのが世の常。あのヒトの良いと僕の良いが違うことなんてよくあることだし、ランキング上位が必ずしも面白いとも限らない。
じゃーそんな時どうするのか、どういう行動を取るのが最善か。
その答えは勇気を出してその本の読書を諦めることだ。
たしかに少し読んだ時間も購入代金ももったいない。
でも冒頭に書いたとおり読書はまぁまぁの時間を要す、つまり読書は時間の投資である。合わないものに時間を投資するということは儲からないモノにお金を投資することと同じなのだ。
さっさとやめて次の素晴らしい本との出会いに切り替える。それくらいの図太さが読書家には必要。大切なのは質より量ではなく質&量だ。
そんな調子でこの最近2冊の本を断念した。
面白くないなぁ、目次読んだらもう大体わかったわぁ、といった理由で。
残念ではあったが切り捨てることができるようになったくらい読書してきたってことの証でもある。
素敵な出会いのために時には切り捨てる勇気を持つ。
ひょっとしたら読書に限った話じゃないのかもしれないね。