お金を払うからこそ真剣に
以前先輩が良い本があるから読んでみたら?と勧めてくれた。
それを貸してください、とお願いしたら良いものにはしっかりと対価を払うべきだ、
とアドバイスを頂き、結局借りるのではなく買って読むことにした。
その時は貸してくれないなんてけち臭いなと先輩の悪口を心の中でつぶやいたものだが、あれから少し経った今その真意が少しずつ分かってきた。
お金を払うからこそ真剣になる、自身をマインドチェンジさせる作用が、
物を頂く対価としてお金を払う、の一連の流れにある。
これがお金を払う目的及び効果なのだ。
子供の頃を思い返してみて欲しい。
自分でお小遣いを貯めて買ったゲームはたとえつまらなかったとしてもなんとかクリアしようと頑張ってプレイした、もしくは面白いポイントを見つけようとしたものだ。
一方友達から借りたゲームはつまらないと決めたらそこでやめてしまうことが多々あった。
よね?
それと同じである。
お金を払うからこそより多くの情報を拾って、自分の購買満足度を高めようとする。
自分の意思決定は正しかったんだって。
一方タダのものはまぁ無駄だったとしても痛くはない、なぜなら対価を払ってないから。
だから真剣になりづらい。
(もちろん毎回そうなるとはいってない、借りたからこそ真剣になる、というパターンもあるだろうし)
なので良いものには納得感をもってお金を払い、そしてより多くの知識や体験を自分のなかに積み重ねていく。
これが自己投資の本質なのかもしれない。
なんて偉そうなことを言いながら僕の読書の選択はAmazonプライムで無料で読める本に依存しがちなところがあるから、思い切って2冊ほどポチってビジネス書を買ったシルバーウィークあけの金曜日でした。