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100年人生を迎える時代、30代サラリーマン管理職が会社に依存しないための日々のスモールアクション、ビジネス情報をお伝えします。

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先日、取引先関係でとある美術館を見てきた。

 

自慢じゃないが僕は美術の評価5段階中最高3の最低1で、絵も某番組の絵心ない芸人を凌ぐ腕前で、それなのに建築学科なんていったもんだからデザイン系の授業は逃げるように避けてきたわけで、

ようは芸術とか美術とは程遠い生活を送っている。

 

なのでどんなに美女でも美術館巡りが趣味だとしたら付き合うことは出来ない厳しい体であり、仕事関係でなければまず行くことはなかく、だからこそいい機会ととらえた。

 

でもさ、知識と経験がゼロだと

ロジカルに曲げられた曲線美も歪んでるようにしか見えず、計算しつくされた多彩な配色も絵の具を撒き散らしたようにしかみえないのよ。おれとそんなかわんなくね? てね。

しかし、作品って決まって説明文あるじゃないですか。

どんなひとがどんな時代背景でどんな想いで作ったのか、みたいな。

それを読むと不思議ととても大層なものに見えてくるんだよね。

やっぱりすごい人なんだなぁ、希少なものなんだなぁと。

 

それで思ったんです、芸術とは情報をみることなんだって。

正しくは情報も見る、かな。

ちょっと格好つけすぎ?

 

ただ情報にフォーカスするとものの見方や価値って確実に変わる。

食材だってどこどこ産でこんなに手塩にかけてうんたらかんたらって聞いたらすごくありがたいものになる、本来味がいいか悪いかだけなのに。

 

モノだってそうだよね、誰と誰がコラボしてこんな狙いで作りました、なんていうからファンがかうわけで。

 

このようにものやサービスそのものだけでなく、きちんと情報を発信することが非常に大切なのである。

なんなら情報だけでいいときもある。(消費者はそれに酔っていることもある)

 

逆に言うと情報を丁寧に追いかければ素人でもある程度楽しめるということになる。

そうすれば少しずつ食わず嫌いをなくし、新しい好きに出会えるかもしれないね。

 

少し偉そうなことを言って照れ隠ししながら帰る月曜日でした。