自分の言葉を使うからこそ心に届く
週末に息子の保育園卒業式があった。
妻は子供たちが入場してきただけで泣いたといっていたが、後ろ姿からはわからなかった。
僕は緊張している息子をみてニヤニヤしていた無責任な父親。
演目はこんな感じ。
・子供たち入場
・歌うたう
・卒園証書授与
・担任の先生からの言葉
・保護者代表から
・歌うたう
・家族ごとに記念撮影
担任の先生からの言葉で、先生が泣きそうだったのでつられて一瞬危なかった。
保育園の先生って子供たちにも届く言葉で話すから、社会人の僕らにはかえって新鮮で感情に響くところがある。
直近1年を振り返り、僕らの知らない日常の具体的な話を織り交ぜ、気持ちがポカポカするスピーチだった。
そんな高揚感を根こそぎ壊してくれたのが次の保護者代表のメッセージだった。
なんていうの、ヤフー知恵袋に乗ってそうなザ卒園式の挨拶だったのだ。
もちろん人前で話すってすごいプレッシャーだから失敗しないように色々調べるのはわかる。でもさ借りてきた言葉って薄いんだよね。
冒頭から「つくしも顔を出す季節になりました」って…
絶対言わんやん普段そんな言い回し! ボケてんのかと思ったよ。
んでたぶん知恵袋にあったんだろうね、4月から3月までのイベントに触れるといいよって。でもね、それ先生とかぶってるんだよねぇ。
手に持つカンペも見る限り超大作だしさー、実際長かったし。カンペ読むのに必死で周り見えてないし。
とまぁ話もしないくせにダメ出しする嫌なヤツでございます。
とにかく、気持ちを伝えるには自分が扱える自分の言葉を使うことが大切というはなし。
つくしも顔出すよりすっかり春になってきました。
1年満遍なく振り返るより思い出深いものを1,2個。
2年後の娘の卒園式で仮に指名されたら全米が涙するスピーチをしようと心に決めた梅も笑顔をのぞかず今日このごろでした。
最後の子どもたちの歌もやばかったな、お母さんたちみんな泣いていた。
ということで明日も前向き気分で行きましょう!