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100年人生を迎える時代、30代サラリーマン管理職が会社に依存しないための日々のスモールアクション、ビジネス情報をお伝えします。

国民の底意地の悪さが、日本経済低迷の元凶をざっと読んで

こんな本を読んだ。

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日本人の国民性と言われれば何を思い浮かべるか

・謙虚

・礼儀正しい

・協調性ある

このあたりかな、まぁそのとおりって気がする。

 

でも本書の主張は底意地が悪いという国民性が裏に隠れてて、その結果の謙虚であり協調性になってしまっているということ。

例えば

・新しいモノはとりあえず批判する

・そもそも叩くヒトが多い

・ヒトの足を引っ張るために頑張るひとが一定数いる

・過去の成功にしがみつく

だから

たたかれないようにひっそり同調する姿勢を示すんだって。

なるほど、そんな気がしてきたぞ。

 

すぐ否定したがるひと沢山いるし、得しないのに永延SNS巡回して芸能人叩くひといる。

人の失敗喜ぶヒトいっぱいいるもんね。そんなネット記事が乱立するのが良い証拠。

新しいことを認めることは今までの自分を捨てることだから出来ない。

うんうん、思い当たる節いくつかあるぞ。

 

加えて基本ケチだから値上げなんて許されない。必需品ですら値上がりしたら買わなくなる。そんな意地汚さがデフレを続けされているとも書いていた。

 

結果として日本は先進国の中でダントツに生産性が低く、国民の幸福度が低いという統計が出ている。終わってるじゃん日本。

 

そんな日本を上向きにする方法、それは諸外国のマネを積極的にすること。

明治維新後も第二次大戦後もそうやって日本は成長してきた。それを再現する。

マネの対象はいつの間にか日本を追い抜いた中国や韓国等も含める。日本はアジアでトップだなんて幻想ははやく捨てた方が良い。

 

以上が本書のざっくりとした内容。

 

これを踏まえて自分事に置き換えてみると、

自分の知らないこと、自分と違う意見に遭遇したときに、反射的に否定批判するのではなくまず「おもろ」といって受け止める。そんでどっちが良いか、もしくは足したらもっと良くならないかって考え方をする。

そのくらいなら出来そうじゃない??割と未来は簡単にかえられそうです。

 

ということで明日も前向き気分でいきましょう。