コロナ倒産の真実を読んで
ふらっと入った本屋で目についたこの本を読んだ。
題名の通りコロナにより倒産した企業の真相に迫る、という内容。
コロナによりさぞ倒産件数が増えているかと思いきや、
実は補助金や助成金のおかげで2020年度の倒産件数は減少している。
つまり補助金、助成金がなくなる今年度以降のほうが倒産件数が増える可能性があって、
本当の不景気はこれからくる可能性があるのだ。
とはいえ倒産している企業ガイルのは事実で、飲食関連、宿泊、観光。
倒産件数が多いのはこのあたり。
どれもギリギリの経営で綱渡り状態のところ、コロナが背中を押し倒産に至った。
そんな流れがほとんどだった。
本を読み特徴的な倒産理由を2つほどピックアップ。
➀
・無理な事業規模拡大
・それに伴う借り入れの増加
・それによる利息や返済によるキャッシュフローの圧迫
②
・私利に溺れ横領、粉飾
・それにより信用喪失
・取引先や金融機関に愛想を尽かされ身動きとれず
つまり
・利他の心を持って
・内部留保をためられる事業計画で
・借入れに依存しすぎない
というスタイルが倒産リスクから遠ざかる、
という教科書の1ページ目に書いてありそうな答えが導き出された。
そんな本である。
あんにせよAfterコロナに向けどのような準備をするか、
それが大切ってことですな。
出来ることをしっかり。
今日も感謝でがんばりましょう。
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