スピード感という武器
大学の友人が会員制のカレー屋を経営している。
カレーを通して混ざるというコミュニティ形成をコンセプトにかかげ、安心安全なコミュニティ、場所を作るために会員制として、顧客もコンセプトに共感してもらった人たちに限定することでブランディングしている。
なので当時は住所も非開示、会員でないとわからないようになっていて、ここに結構なこだわりをもっていた。
そこにコロナが発生、リアル出会うコミュニティ形成が一定難しくなった。
テイクアウトやスタンプカード等色々施策を繰り返してきたが、とうとつウーバーイーツを解禁することに。
ウーバーイーツをやるということは住所を開示するということになる。目指すコミュニティ形成のための住所非開示作戦を思い切ってやめたのだ。
狙いは売上高確保のほかに色々あるみたい。
なんにせよこの外部環境が目まぐるしく変化する中で、柔軟にスタイルを変更して今にアジャストさせる姿は格好いいの一言でありベンチャー企業ならではの技。
そこそこの規模の企業で働いていると味わえないスピード感。サラリーマンの僕には到底真似できない神業である。
そんな彼に少しでも貢献するためにカレーを美味しく頂く。それが僕にできる応援である。上の写真は実際に頂いたカレーだ。
彼のカレーが多くの人に評価されますようにと願いながら帰る水曜日でした。