前向きについて
今日とある会社の代表の方とお話する機会があった。
アート分野で発信したりコミュニティ作ったり若手アーティスト育成したりと、普段不動産屋ではなかなか接し得ないタイプの方で、気さくで明るく毎回僕の知らない世界の話をしていただける良い方である。
とはいえ中小規模の会社でご多分にもれずコロナの影響を直撃してるとのこと。
何でもオリンピック関連の話が決まってたようで(日本のアートをオリンピックにあわせて世界に発信してくプロジェクトらしい)、それがかなりでかい仕事で今季想定売上の2/3くらいをしめるものだったそうだ。
そのビックプロジェクトがオリンピックの延期に合わせて流れたのだ。僕らサラリーマンがいくら想像してもその代表の方のしんどさ、心のうちは決してわかりうることはないだろう。
それなのにである。
その代表の方は落ち込んだ雰囲気1つ見せず、明るく朗らかにお話して下さり、そして前を向いて違う仕事をなさっている。
もう感服感動完敗、なんて出来た方なのだろうと心底その方を尊敬した。
落ち込んだり立ち止まるとそのビックプロジェクトのことばかり悔やんでしまうので、と笑いながらお話してくれた。
真の前向き、ポジティブを目の当たりにした。
これが人としての強さなのだ。
辛いときこそ前向きに。語り尽くされた言葉であるが語り尽くされるには理由があったことを身を持って体感した花金の出来事でした。