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100年人生を迎える時代、30代サラリーマン管理職が会社に依存しないための日々のスモールアクション、ビジネス情報をお伝えします。

Ⅰメッセージの活用

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コミュニケーションは
何を伝えたのかではなく何が伝わったのか

どのような言葉を話したのかではなくどのように相手が受け取ったのか

と何度か目にし耳にした。


しかし時には相手が中々素直に受け取らない、受け入れてもらえないケースもあるだろう。

例えば上司のプレゼンや説明がめっちゃ上手だっとして、

「部長、プレゼンめっちゃうまかったでしたね」や

「部長、説明力抜群ですね」と伝えた場合、

お前に褒められたくない、とか何を偉そうに言ってるんだ、と逆に叱られかねない。

 

あとは謙虚を通り越して自分なんてまだまだ、と思っている人もいくら上手だったよ、と伝えても自分なんて・・・というリアクションが来るのがオチである。


でもちゃんと感想や感動を伝えたい。ではどうするか?


そこで便利なのが「Ⅰ(アイ)メッセージ」である。
Ⅰ(アイ)、つまり主語を自分にしてメッセージにする手法。

(ちなみに前者の「部長、~~」というメッセージは部長が主語なのでYOUメッセージ)

 

下記のように言い換えることになる。
YOUメ:「部長、プレゼンめっちゃうまかったでしたね」

Ⅰメ :「部長のプレゼン聞いて僕の理解がめっちゃ深まりました」

 

YOUメ:「部長、説明力抜群ですね」

Ⅰメ :「部長の説明力、目からうろこではっとさせられました」

 

イメージ掴めただろうか。

 

Ⅰメッセージの場合、言われた方が否定のしようがないのだ。

本人が理解がふかまったっていうのだからそうかと受け止めるしかない。

しかし感動した理由は相手側、部長のプレゼンが要因なのである。

 

他にもそうだな、好きな人に対して「話をきいてもっと好きになてしまった」みたいな言葉を投げるのもいいかもしれない。

これは告白をせずに好きだという気持ちをさらっと伝えられる。ごめんなさいといわれるご理解いただき手の初動をチェックできる。


Ⅰメッセージ、の効果・破壊力をご理解いただけたであろうか?

 

Iメッセージ、状況を見ながら使っていこう。