面接について
学生の採用面接の面接官を担当している。
そうすると面接用の取り繕った良い感じの言葉と、不意の質問内容に対して自分の過去から絞り出す言葉との違いが手にとるようにわかる。
当然後者の方が知りたいわけだ。
取り繕った言葉ばかりの子は面接してて楽しくない。逆にどのように絞り出す言葉を引き出すか、面接官にもテクニックとスキルが必要である。
でも、取り繕ったように聞こえる言葉、例えば信頼関係を大切に働いていきたい、も本気でそう思ってそれを自分の価値観と出来ていたらしっかりと相手に響く言葉になる。
それにはやはり自分をどのように認識し、どんな価値観で日々過ごすかが重要になる。
きれいな言葉をきれいに届けられる、そんな人間になりたい。